猫の話

猫は一日中ほとんど寝ているようでもじつはじっと耳をすましてまわりの音を聞いている。そしてよく目で見ている。

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遠い昔母が着物を縫っていた所、おけいこ仲間の1人が 人様の大切な着物に足跡をつけている猫を見て腹をたてて火鉢の中のコテをパッと猫めがけて投げた。その後結婚し赤ちゃんが生まれたところ,その顔にくっきりとコテのあざができていた。

紀の川



紀の川沿いを軽くランニングした。25km離れた所にかつて通った大学がある。一年浪人して入ったけど4年で中退してしまった。一番最悪の選択をしてしまった。両親に申し訳がない。あれから28年が過ぎた。ゆく川の流れはたえずしてしかももとの水にあらず。20歳の頃は何でもできるなと思っていた。大学時代はアルバイトでお金を貯め4年の冬休みに中国へ旅行に行った。船でいっしょだった東京の大学生が浦江飯店を教えてくれ、いっしょに泊った。名前は忘れてしまったけど海城出身だったことは覚えている。もう1人名古屋の大学生の人といっしょに北京まで旅した。東京の大学生は急いでいたみたいなので北京西駅で別れた。ここから私の一人旅の人生が始まったのである。旅から帰ってロ術試問に間にあわず,留年になり、6月で退学した。それから東京一デンバーコロラドスプリングスーシカゴーニューヨークーブエノスアイレスーリマーマイアミーワシントンDCーロンドンーデリーバンコクー大阪と8カ月にわたる旅をした。インドのサルナートで赤痢にかかり,本当なら中国へも行くつもりだったけど帰国した。市民病院で14日間隔離された。今から25年も前の出来事である。

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